ダニエル・ラルーソ

ダニエル・ラルーソ
ベストキッドシリーズの主人公。お調子者で口は達者だが少し空気が読めない感じがダニエルらしいところでもあります。現在が描かれる「コブラ会」では妻子のいる自動車ディーラーを複数経営する実業家として成功しています。

俳優データ

俳優名はラルフ・マッチオ(Ralph George Macchio Jr. )、1961年11月4日ニューヨーク州ハンティントン生まれ、芸能活動は1979年から。

1984年公開のベストキッド主演で大ブレイクしましたが、このとき当時23歳で高校生役を演じたことになり、そして高校生役にまったく違和感のないほんわかした印象はラルフ・マッチオだからこそ実現できた好配役だったと言っても過言ではないでしょう。

1987年4月5日に結婚し、ジュリア(1992年生まれ)とダニエル(1996年生まれ)がいます。ダニエルと名付けるところがベストキッドファンにとっても嬉しく感動してしまうところですね。

ダニエル・ラルーソの深堀りプロフィール

当初ダニエル・ウェバーという役名でしたが、ラルフ・マッチオがダニエル役に決まったときに急遽名字をウェバーからイタリア系っぽいラルーソに変更になりました。

ニュージャージー州時代(1966~1984)

1966年12月18日ニュージャージー州のニューアーク生まれ。
父はデイビッド・ラルーソ、母はルシール・ラルーソ。父親のデイビッドはダニエルが8歳のときに胃がんで亡くなっていて、母子家庭で母親と二人三脚で苦しい生活を生き抜いてきました。

ニューアークのYMCAで少しだけ空手をかじったことがあり、本人曰く「実践で空手を使ったことは2、3度ある」とのこと。お調子者のダニエルのことなので実際は実践経験もなかったと思われます。

ロサンゼルスへ引っ越し、ここからベスト・キッドが始まる

1984年9月に母ルシールがロサンゼルスでコンピューター会社に就職が決まったことでニュージャージーからロサンゼルスのリシーダへ引っ越しました。ダニエルには地元ニュージャージーに仲の良い友達がたくさんいたため、不本意での引っ越しになりました。

しかもアメリカの東の端と西の端という極端な引っ越しが精神的にもダメージを与えたのだろうと私は推測します。お金がなかった母ルシールはボロいシボレーのマリブでダニエルとともにアメリカを横断します。距離にして2,779マイル、連続走行で最短41時間の長旅(フライトでも6時間かかる!)です。

リシーダ時代 1984年ベストキッド1

母ルシールとともにリシーダのアパート、サウスシーズに引っ越します。ちなみに「リシーダ」という地名はベストキッドをはじめコブラ会でもたびたび登場します。エリア的には一般的な庶民が暮らすエリアです。治安が悪いことはありませんが、リッチな階層からは下に見られるエリアです。私は実際にこの周辺に行ったことがありますが、ベストキッド時代のままの雰囲気が楽しめますよ。